不用品回収と現在の状況の関連性を話します
クリーンマスターの豊田です。
3月最後の週末、東京、神奈川、千葉、埼玉と山梨県での往来の自粛、不要不急の外出の自粛要請と日曜日は積雪もありどの繁華街も人影はまばらだと思います。
自分も特に仕事の依頼もなく、あってもこの雪ですので期日は再調整して後日での作業になったと思います。
新型コロナウイルスの影響は当然回収や片付けなどをメインの仕事にしている我々の業種にも大いにあります。
一言でいうとヒマです
引っ越しシーズンのど真ん中の3月はそれに伴う不用品の処分や家具や家電の買い替えも多く回収の依頼も1年で最も多い月の1つです。
が、今年はご存じのように自粛や会社や学校が休みなどで引っ越しや移動なども後ろ倒しになっているか会社などは異動自体も白紙になっているところもあるようです。
実際、不要品の回収や片付けどころじゃないですよね。
今回はこの業界の裏話的なことになりますが、現状この業界がどのような影響を受けているかを書いていきたいと思います。
回収した不用品の処分への影響
回収の依頼自体半減していて処分先にもあまり顔を出していません(-_-;)
しかし例年この時期は中古家電の需要はピークでしてリサイクルショップも単身者用サイズの冷蔵庫洗濯機も品薄になり買い取り価格も上昇傾向になります。
しかし今年は…
リユース品の行先は?
まだ使えるが買い替えの為不用になった家電や家具などまだ使える物をまた誰かに使ってもらう(リユース)ためにリサイクルショップやネットショップなどで出品したりします。
これは時期を問わず買い取りしたものは常に行っております。
しかし需要が少ないと当然在庫がだぶつき買い取り価格も安くなり悪くすると無料、もしくはリサイクル料などを頂き処分の代行で作業量をいただくことになることもあります。
実際、今はこのような状況です。
それではリサイクル品は?
家電リサイクル法によるいわゆる家電4品目(エアコン、冷蔵庫、洗濯機、テレビなど)はともかく(勝手に分解して部品どりなどしては法に触れちゃいます)
家電類のコードや電子部品、衣類、食器類は海外での需要が東南アジアを中心に一定のじゅようがあります。回収後分別、分解などして適切に梱包して輸出などしてお客からの回収費用をおさえたりしてますが、現在ロックダウンしている都市などが東南アジアでもあり輸送できずこちらも在庫は増える一方です。
法改正も4月から施行
改正リサイクル法が4月から施行されますがこれは主に業務用の冷却機の回収に影響します。
詳しくは環境庁などのホームぺージに記載があります。
仕事への影響は?
なんといっても仕事が減りました!ほんとに
八王子のリサイクルショップでは盗難騒ぎや川崎では倒産したとか…
そんな中で
円高による影響
そんな高価なものを取り扱っているわけではありませんが、まさに塵も積もれば山となるです。
3月29日現在ではそもそも海外に出荷でいていないのでそれ以前の問題ですが、輸出品に関してはダメージでかいです。
原油価格
これは唯一いいことなのですが、それを実感するほど仕事がない…
最後に
今は感染者も増え続け、感染爆発を避けるまさに瀬戸際だと思います。
一人一人が危機感というより自覚と責任感をもってこの状況を乗り切っていきたいですね。